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今昔きもの美に 触れて・・・眺めて・・・着こなして・・・   あなた色のコンテンポラリーな着物ライフはじめてみませんか
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昨夜のテレビ、穂高連邦の見事な紅葉のパノラマ風景にしばし見入っていました

自然界の色にはかなわない・・・その移ろう秋色に染まる山々だから、人々を魅了し続けているんだなあと・・・

下界はまだまだ紅葉は期待できないけれど、来週の火曜日は着付け教室のお出かけ会です

三ケ日の「杜のふう」 と 都田の「茶房日々」 への欲張りコースで、大勢参加の予定になりました

行く先を考えてのお着物選び・・・楽しいひとときですね!

私にとってどちらも初めてなので、今回は晒柿さんのH.P.で紹介されている、そのお店のイメージでコーディネートしてみることに

トラのような大胆な縞模様の黒大島に、ちょっとユーモラスな鳥を織り込んだアンティークのつづれ帯を合わせて、森をさまよう"ふう"を出してみました

手織りの綴れの帯は車での移動でもしわにならないし、伸び縮みして楽ですし・・・

自然味豊かな雰囲気を想像すると、そこに溶け込む感じがいいかな・・・と

意外に寒いかもしれないので、対の羽織も持参しようと思っています

11月末の会の前の穏やかなひととき・・・森の 「気」 をたっぷりと頂いてきたいと思っています








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着物の世界は、季節感を大切にしてることは前にもお話しましたが・・・

お茶の世界は特にそう

着付け教室の時には、ゆっくりギャラリーを見れないから、と今日お見えになったお二人

Nさん、お茶を始めて半年余り、まだまだお運びの経験しかないそうですが、来年には・・・

色々手持ちのお着物を持ってこられ、次回のレッスンの準備やら、コーディネート等のご相談をあれこれと

又、単衣のお着物がないので、何かあればと思われてのご来店でした

反物で置いてあった小紋の柄がとても気に入った様子でしたが、写真の帯がとても気に入った様子で、この帯に乗せるには、少しお着物が軽すぎて・・・

お茶会の今後の場面を想像すると、新古品のこちらのお召しのお着物の方が、価値あるように思われてこちらをお勧めいたしました

薄いミルクティー色とでも言いましょうか、よく見ると三ミリほどの細い縦縞が織り込んであるだけの無地の着物

何の変哲もなさそうですが、実は作家の落款入り

白鷹お召しの系統だと思いますが、無地に落款を入れてあるとはよほどの自信とお見受けしました

ありそうでないこのお着物・・・お茶をしている姉に、「亭主をする折の単衣の着物を探してきて」、と言われてずいぶんあちこち探して見つけてお品です

急にお茶会の予定が変更されて、そのまま棚上げされてしまって・・・

今回、お嫁に行くことになって、ちょっと寂しい様な・・・

帯は手織りの櫛織の袋帯、葡萄の柄部分がすくい織になっていて、とても軽くて締め易いもの

帯揚げと帯締めをボルドー色にしてみれば、こんな秋のコーディネートの完成です!

ご一緒してくださったYさんの賛同もあり、「樋口加奈子さんのような、大人の雰囲気ね!」と、即決

来年の6月にはさわやかなブルー系の小物にしてみましょう!と、楽しい時間はあっという間に過ぎてしまいました






日中の暑さと、朝夕の冷え込みに身体がついていかず、少々風邪気味です

本当に9月は体調管理が難しい月で、年々それを強く実感するようになっている私

着物での装いも、この気温の変化に対応するのに、ちょっと気を使う月

上旬、中旬、下旬と、一応の目安をつけ、素材を変えて装いを楽しめたら、着物通といえるでしょうね

でも、そこまで気張らず、普段着を楽しむつもりでしたら、この時期はやはり、「木綿のお着物」が一番お似合いかもしれません

若者向けの着物雑誌で紹介されているカジュアルなお着物といえば・・・

片貝木綿や、地元の三河木綿、浜松の遠州木綿、阿波のしじら、久留米絣などなど・・・

今の時期、浴衣のまま買い物に行くのはちょっと・・・

でもまだ暑いし・・・

汗ばむ陽気でも、お家でジャブジャブお洗濯できるから、気軽に着れますよね!

その反面、着物初心者向けのように思われがちですが、木綿の着物を着こなすのは、実はなかなか・・・

ある意味、初心者にも、上級者にも魅力的な素材であるかと

おうちでは半幅で、お出かけには単衣帯でと、どちらを乗せても相性はグー!

その中でも、木綿の最高級とされている、「綿薩摩」

色んな素材を纏ってきて、初めてその着心地と質感を味わうことが出来るのだと・・・

年代を重ねて、木綿の着物の着こなしもさまになっていくのでしょう

それはそれとして・・・

秋は着物の似合う時期

単衣で、木綿でリーゾナブルに!

あなた色のコーディネートで、どうぞ楽しんでください!!!










ここ2日ほど急に朝夕涼しくなり、今日は窓を開けていると、本当に 「暑さ寒さも彼岸まで」 とはよく言ったものだと改めて感じております

来週は二年ぶりに歌舞伎座の納涼歌舞伎にお出かけの予定です

着付け教室のお仲間の友人に、東京、神楽坂で「 L.C.Brain 」という、旅行企画会社を経営されている方がいらっしゃいます

卒業高校であります時習館の同級生の方々へ年に数度歌舞伎座のチケットをまとめて手配されていて、そのお仲間に私も入れていただいた次第です

2階席と3階席を確保して、気軽に歌舞伎に親しみましょう、という趣旨のもの

団体で取るお席ですので、毎回よいお席を確保していただき感謝感謝です!!!

今回は千秋楽、仕度を考えながら、この涼しさ・・・

うーん、まあ涼しいに越したことはないから、せっかくお仕立てしたことでもあり、夏塩沢にしようかと

塩沢は好きな着物のアイテムのひとつ、シャリシャリした着心地がなんとも言いがたく・・・

長時間座りっぱなしの場所では、どうしても麻のお着物は避けてしまう私です

ベージュ地に黒の細い縞なのですが、長じゅばんの白を合わせると意外に透け感がありません

主張しないお着物なので、主張する帯で "過ぎ行く夏らしさ" をアピールしてみました

勘三郎さん、三津五郎さん、福助さん等々ご出演で、毎年話題作を上演する納涼歌舞伎

歌舞伎座の八月の風物詩となってきたようです










今度の日曜日(13日)午後5時から、豊橋のホテルアソシアの5Fでジャズ演奏会が開かれます

着付け教室にみえています、やまさきさんからのお誘いで、そのゲストに、なんと、日本を代表するトロンボーン奏者の "向井滋春氏" がいらっしゃると言うので、ぐっと心が惹かれまして、参加をお願いしました

アルコールとジャズは切っても切れない関係?・・・と言うより、グラスを傾けながらの音楽には、やはり一番しっくりくる気が私にはするのですが・・・

久し振りの夜の演奏会ですから、ジャズ演奏会をイメージしての装いで・・・

夏着物の中から、セレクトしたのは・・・

アンティークの明石縮みとざっくり織られた麻の帯

この明石縮みはたぶん大正末期から昭和の初めの物でお袖丈がとっても長かったので、現代の普通寸法の、1尺3寸(約49センチ)に仕立て直しました

まだあまりアンティークが流行していない頃ゲットしたもの

呉服屋さんのご隠居さんが、夏は明石縮みばかり着ているとの話に、どれくらい涼しいのか興味しんしんで購入したもの

宮古上布とか越後上布のような麻のお着物は、長く座っているところに出かけるには、やはりそれなりの準備と覚悟?が必要な気がしてしまうのですが、その点、小千谷とか明石縮みはもうちょっと普段っぽい気楽さのある素材感がグー・・・

そんなさりげなさがあるので、私は縮み系統がことのほか夏アイテムとしては好きで、人様にもついお勧めしてしまいます

ジャズの夜を意識すると、こんな明石縮みに、敢えて白の帯でなく、ラフさ漂う小豆色の帯になりました

夏、濃い色同士の組み合わせだと、暑苦しくなりがちですので、同系色の濃淡にまとめてすっきり感を・・・

シックな装いのアクセントに、鮎の帯留めをするつもりですが、帯締めの色を変えた方がよいかもしれません

日曜まで楽しく悩みたいと思います

素敵な演奏に美味しいおつまみ・・・着物でお出かけすれば、気分は一段とハイテンションになること間違いありませんね!!!

ご都合のつかれる方、このジャズ演奏会に着物で是非ご一緒しませんか???

ちなみに入場無料(飲食有料) です!
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