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今昔きもの美に 触れて・・・眺めて・・・着こなして・・・   あなた色のコンテンポラリーな着物ライフはじめてみませんか
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月並みですが・・・6月には紫陽花がよく似あう

我が家の庭にも紫陽花が数種類植わっています

白にピンク、グリーン、薄紫・・・

梅雨の季節に欠かせない日本の花

故に単衣のお着物や絽、紗の薄物

特に帯には本当に良く見かけるモチーフです

さて、写真は昨日の着付け教室での私のコーディネート

きもの黒地に赤とグレーの縞の綿

糸が百二十双糸というとても細い糸で織られたもの

光沢があって薄いから物足りないほどの軽さは

ちょっと他の綿着物と一線を駕す感じ

どちらかというと、綿ローンやリバティプリントの質感に近いのかもしれません

実はこのお着物、金比羅山にお参りに行った折にも持参して

埃も気にせず、えっちらおっちら登ってまいりました

話がそれてしまいましたが、

単衣として黒地を着るとなると

やはり帯は薄めの色に手が延びますね

生成りの麻地に描かれた紫陽花がとてもリアルで清楚

帯揚げも薄青磁色の絽縮緬でクールに

帯締めは白に近い薄い薄いグレーの丸組み

あとで紫陽花の七宝の帯留めを思い出しましたが・・・

天候不順になりがちなこの時期には小物を変えて

綿着物を楽しむのも道理かなと

そうそう、下着も夏物にしていくことをお忘れなく!



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念願だったこんぴら歌舞伎

お花見にも絶好の時期かな、と今からドキドキ、わくわくです

四国は近そうで遠いところ

せっかくですから、琴平から少し足を延ばして道後温泉まで

今回はずっとお着物の予定

姉はこちらの白大島に七宝柄の綴れ八寸

春らしい装いですよね

旅行にはやっぱり綴れの八寸はシワにもならないしとっても楽チン

私はというと・・・

薄緑色の蝶のすくい織の入った紬の付け下げに先日紹介した染帯で

桜と薔薇・・・どちらの柄で最初締めようかとただいま思案中

楽しいお悩みタイムです

あちらでの温泉散策には綿のお着物を予定

綿薩摩ともう少し細番手の糸のもの

半巾帯で温泉のはしごに備えます

桜のつぼみがどんどん膨らんでいます

きれいな桜に会えますように!!!

さくら・桜・サクラ ・・・

思わず顔がほころびます!!!






届いたばかりの帯のコーディネートをしてみました

青紫の薔薇柄の染め帯に貝紫の紬

年月を重ねても決して色褪せないことから

貝紫はとても貴重な染料とのこと

この着尺、実はとても贅沢なコラボ作品でして・・・

藍染は松原興七氏で

この糸と、貝紫と胡桃の皮で染めた糸とを使って製作したのは

越後上布で有名な中島清志氏

これがずいぶんお値打ちになっていたのでつい食指が・・・

でも、如何にも貝紫です、というより

松原さんの藍と相まった、さりげない縞だから

心動かされたお品

一方、青紫の薔薇帯には天道虫や蝶々も飛んでいて

大人の遊び心いっぱいでしょう?!?

帯と一緒に染めていただいた帯揚げも実は薔薇柄

帯締めは春に向かう今だから生成りの着物の色を少し明るくしたクリーム色で

秋にはやはり紫か、緑系を使いたくなるはず

着物も濃い色系にすればぐっと深みを増すでしょうし

大胆な柄ながら

載せると不思議とけんかしない黒地の帯は使い勝手がよさそうです

少し楽しくなるようなコーディネートをしたくなる年代

年を重ねてこそできる 「おしゃれ」

それを楽しめるのはやはり着物ならではかと!



今週の金曜日は浜松へ着付け教室の卒業お出かけです

卒業する人・・・音弥さん

「三味線音弥の・・」 ご自身のブログ公開中

音大を出てから民謡三味線最大流派である、「藤本流」の門をたたき

現在は、三河中心に落語の下座音楽やイベントへの参加で腕を磨く日々

細い身体に似合わず?、4人の子育てをしながら

新しい演奏家としてのスタイルを創っていこうとしているのでは?

頑張っていって欲しいと影ながら応援して・・・

今回の参加者は9名となりました

さて、それぞれのお着物コーディネートの拝見と

美味しいランチとおしゃべりが楽しみですね!

又、ついでですので、ご案内いただいた、青山みとも、浜松店にて

浜松のみかん染めの作品展も拝見して来ましょうね!

私のお出かけコーディネートは・・

伊那紬と、綴れの春の花帯で

ほんわか、春の陽だまり感を出そうかな?








今日は2月に着たいコーディネートをご紹介

お着物は山形在住の作家のさくらんぼ紬

そこそこの厚さと重みのある、いかにも真冬の紬、という質感です

桜染めは桜の花びらからでなく、樹皮で染めるのが普通だと

ならばさくらんぼ染も、その樹皮からでしょうか

いわゆる香色に、ほんのり赤みが差したような柔らかなお色

これに載せてみたのは、加賀友禅作家由水十久氏のお弟子だった

山本遊幾氏の「童の雪遊びの図」

ブルーグレーの地に冬の景色はとってもクールですが・・・

敢えてそこに雪の結晶を描くことでリアリティが生まれている気がします

そして童のふくよかな顔立ちや手足から温かみが伝わってきます

まさに春に向かう今の季節に相応しいコーディネートかと

帯揚げには桜、帯締めは菜の花色

もうすぐ春

春よ、来い

は~やく、こい

待ちわびる心持が伝わるでしょうか???

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