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今昔きもの美に 触れて・・・眺めて・・・着こなして・・・   あなた色のコンテンポラリーな着物ライフはじめてみませんか
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新居は、眼下に小さな小川が流れ、その向こうには畑が広がるのどかな社宅の3階

部屋の窓からは、畑の真ん中に、ホテル"アムステルダム" という、しゃれたモーテルが見えていて、一度あそこに泊りたいとおねだりしましたが実現ならず・・・

新居で迎えた最初の朝、緊張して作った?目玉焼きは、ゴムのように硬くなって、お味噌汁は味噌が濃すぎて・・・変なことばかり記憶に残っています

彼は新婚旅行代と婚約指輪代で貯金を使い果たしていて、私は名取の看板ひとつ

団地サイズの3Kに、お嫁入仕度のタンス3棹と円卓

「ウン、なかなか広い我が家じゃ」などと申しておりましたが、テレビもステレオもエアコンも無い無い尽くしの生活からのスタート、毎月ひとつずつ電化製品を増やしていきました

テレビを買うと、近くに住む寮の友人達がテレビ台(カリモクのローチェスト)をプレゼントしてくれました

今思えば二人でそろえる楽しみを感じながら、翌月は何をと、ああでもない、こうでもないと・・・

一方、それまでお料理は母の手伝いを少しするぐらいでしたから、最初の戸惑いは、量の加減が分からなかったこと

作るものすべてが、二人分には多すぎて、週末は寮のみんなを呼んで "残飯整理デー" 

若い彼らが寄れば、大なべで煮たカレーも綺麗さっぱり・・・冷蔵庫も空っぽに!

食後、ごろごろと、ウドの大木(失礼)のような彼らが横たわると、広い?我が家の6畳も足の踏み場も無くなって・・・

宴会部長と異名をとっていた彼の居るところ、笑い声は絶えず、私は笑い皺が増えていって・・・

ことあるごとに、真面目?な私をからかっては喜んでいました



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