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今昔きもの美に 触れて・・・眺めて・・・着こなして・・・   あなた色のコンテンポラリーな着物ライフはじめてみませんか
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桜の話題もちらほらと聞かれる頃になりました

一昨日は結婚式の披露宴に招かれ、何を着ようかとしばらく前から考えていました

遠い親戚筋なので、色留めまで着なくてもいいから訪問着でと

子供の卒業式用と、入学式用には決めてある訪問着があるのですが、今回はそれ以外を・・・

このお着物はかれこれ20年近く前に買って、反物のままずっと仕舞ってあったもの・・・仕立てたのはつい1年ほど前のこと

当時、なじみの呉服屋さんに、「こんな分量の手刺繍が施されたものはなかなか出ないから、絶対拾っときなさいな」 と勧められたものです

仕立て上がると、反物の状態で巻き始めだけ見ていたのでは忘れていた、その豪華さに改めてびっくり!

そして、ようやく出番到来となった次第です

着物は高いと言われるけれど、これだけの染と刺繍に費やす時間のどれほどのものかと想像すると、決してそんなことはないと思えるのです

織りをしている友人がいつか、時給にすれば何十円かもね、と笑っていましたが、その仕事に誇りと生きがいを感じているからこそできること、そしてそれが好きだということ

反物のままタンスに仕舞っておいてはかわいそうですよね

晴れの舞台でお披露目できて、この作者もきっと喜んでくれたことと思います

大切に次の世代に引き継いでもらいたい、そんな一枚となりました

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