今昔きもの美に 触れて・・・眺めて・・・着こなして・・・
あなた色のコンテンポラリーな着物ライフはじめてみませんか
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昔より遠州空っ風はつとに有名
意外に知られていないのが、三河木綿や遠州木綿
そしてざざんざ織り・・・
ざざんざ織は、浜松市中島町の平松実氏により創作された紬の織物です。平松氏は昭和3年、柳宗悦が提唱した民芸運動の一翼をになわんと、工芸的織物を創作を始め、手織のざざんざ織りを昭和4年に完成させました。
ざざんざは颯々とも書き、松風の音を表現したもので、当地の有名な松の下で足利将軍義教が「浜松の音はざざんざ……」と読んだことからその松がざざんざの松と名付けられたといいます。潮風に冴え、人々に美しさと安らぎを与える松にあやかって、平松氏はこの名を命名したといいます。
ざざんざ織は、2頭の蚕が共同で作った繭からとる玉糸と普通の引き糸を紡いで紡糸とするため、糸そのものに太さに変化があり、そのムラがさざんざ織独特の風合いとしなやかな手触りを生み出します。(あかね屋紹介文より)
糸が太く、厚みがあるので、一年中単衣仕立てで着るのが常
今のような気温不安定の頃には重宝なお着物でもあり
こっくりとした深紫のざざんざに、栗繭のアンティークの昼夜帯を合わせたTさん
求めた時期はずいぶん違うのに、ドンピシャのコーディネートにしてしまうのはさすがです!
色と質にこだわる、大人の女性の魅力が後姿からも伝わってきて・・・
桜の季節、こんな装いも互いが引き立ちあうようで素敵かと
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Kさん、おまたせしました!
お母様のしぼりの羽織
一度染み抜きに持っていったのですが、絞りは染み抜きはなかなか難しく断られたそうです
絞りでなくとも経年のお品のシミはなかなか厄介ですし、やっても完璧にはとれないことは経験済み
羽織で着れないのなら、何とか帯にならないだろうかと相談を受け・・・
よく調べると、ずいぶん汚れがあり、最初は正直無理しなくても・・・と
それでもやはり愛着ある羽織
もちろん、汚れが無ければ問題なく、羽織から名古屋帯は楽勝に可能なのです
でも、ここが腕の見せ所(笑)
あっちえ、こっちえ、とっかえ、ひっかえ・・・うーーーん!
仕立てやさんと相談の結果が、これこの出来栄えと相成りました!
ちょうどお求め頂いて寸法直しに出していたアンティークの結城縮みに載せると・・・
時を経てめぐり合いを待っていたかのように相性グー!
きっとお母様にお見せすればさぞ喜んでくださるのでは?
感想をお聞きするのがとても楽しみです!!!
末摘花は紅花の別名
アザミの花に似た黄色の花は暖かな日差しを感じる色
紅花染といえば「新田」、という名がすぐに思い浮かぶ、米沢の紬
樹皮や葉を用いることの多い草木染において、花を染財とする点で珍しい紅花染は、春に種をまき、夏に花を収穫し、冬に染める
熱に弱い紅色素ゆえ「花餅」と呼ばれる独特な染料加工を
紅花からは赤と黄色の色素が生まれ、藍を重ねることで三原色を
そして現代、さまざまな植物染料を染め重ね、多彩な紅花染めとして表現
凍てつく季節に染を行う「寒染め」
それでも手が荒れないのは紅花のもつ効用とか
食用に、口紅に、薬用にとなじみ深い染料
6世紀には既に日本に伝わっていたとされる紅染めは、古典文学にも多く登場
「万葉集」には29首の歌にその名が見られるとか
染の回数で色の濃淡を出す「紅染」
平安人は各色を「桜色」から「紅梅色」「今様色」「韓紅」と・・・
なんとも叙情的なひびきに、日本人の持つ柔らかで細やかな感性を感じずにはいられません
・・・らしく
昨日の女子フリー、フィギュアスケートは見ごたえがありましたね!
その採点方法はきめ細かく決められており、ジャッジの公正さに異論なし
総合的な表現力・・・
単に一つの技が傑出しているだけでは・・・
伝えたいことをらしく表現することで伝わるもの・・・
舞台とはそういう場であり、スポーツの上ではそれが総合的な技術力として評価される・・・
今回の三人の舞台・・・
私の独断と偏見からの印象は・・・
鈴木明子さんの明るいダンス・・・目力とステップのスピードと軽やかさ!
楽しくわくわくするようなスケートでした!
安藤美姫さんの艶あるダンス・・・自分のカラーを存分に魅せる演出力!
大人のメッセージが伝わってきました!
浅田真央さんの重いダンス・・・トリプルアクセルだけにアクセルかけないで!
キムヨナとの表情の違いに正直心配しました
キムヨナのコーチの、「はじめの数ヶ月、彼女を笑わせることが仕事だった」との弁がとても印象的で・・・
真央さんの「かお」
らしく表現することを、もう一度プログラムを含めて考え直して
銀メダルはもちろん素晴らしすぎるほど大した偉業には違いないけれど・・・
19歳という若さと才能あふれる努力家には敢えてますます期待を!
とりあえずは、愛知勢の皆様、本当に、本当にお疲れ様でした!!!
誇りに思います!!!
この3月、職場を退職されるNさん
とはいってもまた違う勤務体系で継続することにしたようですが・・・
お別れの会にお着物で出席を、とのことでどれにしましょう?と悩んだ末・・・
はじめは抹茶色の色無地にしようかと考えてコーディネートしてみたのですが・・・
不思議なもので2月と3月では纏いたいと思うお着物の色が変わってくるのです
自然に・・・それがきものの季節感なのでしょう
小物の色も秋の時期、同じ帯に合わせて用意した濃くのある色では、気分的に重い気がしてくるのですから
春を待ちわびる頃から、なぜかきれい色のお着物や小物に目が行くのは皆同じでしょうか?
抹茶色の色無地からブルーグレーのこの江戸小紋に替えてその気分的な違いに大いに納得!?!
もともとお若い頃からお着物に親しんでいらした彼女
だからこそ自然にきものの格やTPOを考えてのコーディを心がけていらっしゃいます
今ではもうあまり見られない、全通の紗ざしの袋帯
帯を格高にしておけば気分的にも安心感がありますね
色々な経験をされて・・・
ゆったりと、柔らかで、穏やかな後姿
これからはもっともっとご自分のお時間を楽しんでいただきたいと
無理はしないで
長い間、お疲れ様でした!!!
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