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今昔きもの美に 触れて・・・眺めて・・・着こなして・・・   あなた色のコンテンポラリーな着物ライフはじめてみませんか
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同級生同士のせいなのでしょうか?、全く違う雰囲気の浴衣なのに、二人が並ぶと、何故かお互いを引き立てあうかのようなペアの姿になりました!

現代的な色使いの左の方のコーディネートに対して、右の方は古典そのもの・・・ただお二人とも、今風の帯飾りや着付け方には抵抗があるとのこと

実は、今風の浴衣ファッションなるものも、私なりに少し研究して?この3日間のポイントレッスンに望んだのですが、大方の方が「普通の浴衣姿」 であることを好まれている様子に、内心安堵しました(古い世代の人間です)

さらりとした肌触りの小千谷ちぢみ・・・少し生成りがかった白地に大胆な薄紫の変り縞模様の浴衣は、お母様とご一緒に呉服屋さんで誂えられたそうです

ただ、締めてみて、帯がとても滑って締めづらかったとのこと・・・ポリエステルの帯が、今は主流ではありますが、ご自分で締めてみて初めて実感されたようです

色が合っているからと勧められたそうですが、着物の質感とのギャップが・・・(とお母様も感じておられたとのこと)

かといってこういう幅広の、しかもお色目もこだわったものとなると、なかなか見つけるのが大変なことも事実、しかもお値段との相談もありますし・・・

他方、黒地のしっかりとした綿コーマ地・・・昔からの浴衣生地に、鮮やかなあやめ、でしょうか、赤紫と青紫で染められた、遠目の効く柄・・・小柄な彼女にぴったりかと

帯も昔ながらのウールの黄色の帯・・・でもこれが実は一番初心者には締めやすく、又形も綺麗に決まるのです

私も日舞の稽古にずっと締めていて、40年以上たった今でも健在なくらい、丈夫で長持ちするものです!!(しばらく使わなかったら虫に少々食べられてしまいましたが)

昔からあるものはそれなりに価値のあるものだといえる、ひとつの例ではないでしょうか?

ある意味、「和グッズ」 が、現代の若者達に様々な形で受け入れられていることからも流行は繰り返す、の格言なり

進化しつつも、本質的なところで、日本人の「らしさ」 「感性」 を受け継いで、繋いでいく・・・着物文化はまさにそういうものだと思っています








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