今昔きもの美に 触れて・・・眺めて・・・着こなして・・・
あなた色のコンテンポラリーな着物ライフはじめてみませんか
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ここ最近は、11月の舞台に向けて、資料集めの毎日で・・・
もともと新歌舞伎18番の内の、「船弁慶」は、能から取材したもの
「船弁慶」には、義経、弁慶、舟長等が登場して、静との問答や、間狂言的に踊られる、舟長の住吉踊り等があります
が、長唄 「静と知盛」は、一人で「静」と「知盛の霊」を演じ分ける部分のみを取り上げたもの
舞踊家が舞台に掛けるときには、そのあたりの事情を色々考える必要があり、なかなかどうして・・・
まだまだ勉強不足を痛感するばかり・・・
そんな中、昨年歌舞伎座での公演の折の写真を見つけました
染五郎演じる、静と知盛
弁慶は父、幸四郎、 義経に芝雀 という配役
残念ながら、見に行くことが出来なかったのですが、なかなか好評の初役だったようなので、いずれ「歌舞伎チャンネル」 の録画を見せてもらって参考にしたいと思っております
ご存知の方も多いかとも思いますが、そのあらすじは・・・
あらすじ・みどころ
源頼朝の不興をかった源義経主従は摂津の国大物の浦から西国をめざします。しかし愛妾の静御前が伴うことがゆるされず、別れの盃を交わします。やがて義経の所望により、静御前が一指し舞うことになります。この静御前が舞を舞う場面が、前半のみどころとなっています。「春は曙しろじろと、雪と御室や地主初瀬」に始まるこの件は、「都名所」と称され、舞踊化にあたり新たに挿入されたものです。都の名所の四季折々の様子を美しく描き出す詞章は、黙阿弥ならではの巧みなもので、長唄の聞きどころでもあります。静御前と別れた義経主従は船に乗り、西国を目指しますが、その門出を祝う舟長と舟子たちの踊りは、間の狂言を意識した賑やかな踊りです。
やがて海上に現れた新中納言知盛の亡霊が、義経たちに襲い掛かる場面は後半のみどころで、花道の知盛の出を始めとして、見せ場が続きます。そして太鼓と能管の演奏に合わせての、壮絶な知盛の引っ込みで幕となります。
その後、「静」は「頼朝」に捕らえられて鶴岡八幡宮で舞を所望されます
鎌倉幕府繁栄の舞を所望されながら、「静」は義経を想う舞を踊ったのでした!
頼朝の怒りをかうことは、承知の上で・・・
「吉野山みねのしら雪踏み分けていりにし人のあとぞ悲しき」
いにしえ人の思いを胸に、少しずつ、自分なりのイメージを膨らませ、役に臨んでいく・・・舞台に立つ人皆同じく、悩み、考え、稽古して・・・
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