今昔きもの美に 触れて・・・眺めて・・・着こなして・・・
あなた色のコンテンポラリーな着物ライフはじめてみませんか
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平成3年3月末、高学年になっていた年子の息子たちを連れ、我が家の恒例のスキー旅行に行っていた先で・・・
日舞の師匠の突然の訃報が届きました
その前の週、珍しく 「振り写し」(踊りの振りの手順を教えること) に何度も舞台に立ってくださり・・・
常磐津の大曲「将門」 の稽古の途中・・・将門が、戦いの様子を物語る場面・・・でとても大変な部分
後になってみれば、何かに取り付かれたような元気なお姿でした
師匠の晩年・・・
名取をとった私たちは、稽古が終わると、舞台の下で、晩酌に付き合い、あれこれと、芸談やらを聞かせてもらうのがとても楽しみでした
又、豊橋に帰った後の私は、時間にもゆとりが出来て、稽古の最初から最後までなるべくテープ番をさせていただいて師匠の芸を少しでも盗もうと
あるときは、近くの喫茶店へご一緒に
ほんの歩いて1,2分の距離の喫茶店に出かけるのですが、稽古着からさっと着替えて、いつもダンディーな洋服姿で
いつも靴もぴかぴかに磨いてあって、「先生って、本当におしゃれー!!!」
私たちの反応にうれしそうにはにかんで・・・
「葬式には黒のきものでなく、華やかなきもので送ってくれ」
その言葉通り古いお弟子さんが、明るい色無地で参列してたのは印象的なシーン
お好きだった清元の音楽が流れる中・・・
満開の桜がはらはらと散る春の日のことでした
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